猫の皮膚病の疥癬はダニが原因!かかりやすい時期についても紹介
愛猫がしきりに体を痒がっている場合は
「疥癬(かいせん)」という皮膚病に
かかっているかもしれません。
いわゆるダニの寄生虫症の1つで、
「ネコショウセンコウヒゼンダニ」という
ダニによるもの。
このダニは非常に繁殖力が強く、
あっという間に増え、
感染した猫に接触することで
次から次にうつっていくので
多頭飼いの飼い主さんは特に注意が必要です。
また人にもうつるので、愛猫と自分、
そして家族の健康を守るためにも
早めの治療が肝心となります。
そしてこの疥癬を治すには
ダニの駆除が必要不可欠!
そこで今回は猫の皮膚病「疥癬」について、
感染経路や予防法についてなど
詳しく解説していきたいと思います。
この記事に書いてること♪
猫の疥癬の原因はネコショウセンコウヒゼンダニの寄生!
猫の皮膚病である「疥癬」は
ネコショウセンコウヒゼンダニという
ダニが寄生することによって引き起こされ、
他の猫から感染する場合と、
自然環境から感染する場合とがあります。
このダニに寄生されると猫は
強い痒みを感じて体をひどく引っ掻き、
顔や耳のふちが脱毛してかさぶたができます。
夜も寝られないほどのものすごい痒みなので
子猫の場合は発育不良になることもあります。
参考に疥癬になった猫ちゃんをご覧ください。
治療はダニ駆除剤を使って行います。
感染してそれほど時間が経っていなければ
治しやすいでしょう。
再び寄生させないようにするには
生活環境からダニをできるだけ排除する必要が
あります。
- 掃除の徹底
- 猫ベッドの洗濯
- 駆除剤の定期的な投与
などのケアを行いましょう。
猫の皮膚病の4大原因について詳しく
知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
ストレスがもたらす皮膚への影響についても
是非ご覧くださいね。
外猫からの感染に要注意!
疥癬の原因となる
ネコショウセンコウヒゼンダニは
非常に繁殖力が強く、あっという間に増え、
感染した猫に接触することで
次から次にうつっていきます。
そのため不衛生になりがちな外猫と接触すると
感染の確率が高まってしまうので要注意です。
愛猫の完全室内飼育を徹底するとともに、
飼い主さんは外で猫と触れ合ったあとは
手洗いをしっかり行うようにしましょう。
高齢者や子供にうつる可能性がある
高齢者は子供は免疫力が低いため
疥癬に感染しやすいので注意しましょう。
人に感染すると発疹が生じ
激しいかゆみを感じます。
感染しても寄生はできないので
2~3週間後にはダニが死にますが、
その間に掻きこわして症状を悪化させることの
ないよう気をつけてください。
感染が疑われる場合は皮膚科を受診し、
猫が疥癬に感染していることを告げた上で
適切な治療を受けましょう。
ダニが発生しやすい梅雨の時期にかかりやすい疥癬
皆さんご存知のとおり、
ダニは湿度の高い環境を好みます。
そのため梅雨の時期は
ダニが大量発生しやすく、
猫が疥癬にかかりやすい時期なのです。
ですが、
もっともダニが発生しやすいこの時期に
しっかり対処すれば
愛猫が疥癬を患うリスクをぐっと減らすことが
できるのです。
高温多湿はダニ繁殖の好条件!空調を調整してダニの発生を防ぐ
梅雨の時期は湿度が
70~80%にまでのぼることもあり、
ダニが繁殖する好条件が揃っています。
空調を調整して湿度を下げて
ダニの繁殖を抑えましょう。
人が過ごしやすい湿度は
40%~60%と言われているので、
除湿機やエアコンのドライ機能を活用して
室内の湿度を40%~50%前後に
調整するといいでしょう。
このほか猫の皮膚病対策については
こちらの記事がおすすめです。
5つの対処法を実践し、
愛猫を皮膚病から守ってあげましょう。
猫の疥癬は再発しやすく、完治までに時間がかかる皮膚病
猫の皮膚病「疥癬」の治療は
ダニ駆除剤を使って行います。
ですが
完全にダニを駆除できないと再発しやすく、
完治まで時間がかかってしまいます。
自己判断で薬をやめたりせず、
獣医師の指示に従いましょう。
また再び寄生されることのないよう
生活環境からダニを排除し、
清潔に保つことが大切です。
多頭飼いの場合は二次感染に要注意!
猫の疥癬の原因
「ネコショウセンコウヒゼンダニ」は
非常に繁殖力が強く、
この皮膚病になった猫に接触することで
他の猫も感染してしまうおそれがあります。
多頭飼いの場合は他の猫への感染を避けるため
完治するまでは
感染した猫を完全に隔離しましょう。
また飼い主さんはその猫に触れたあとは
手洗いをしっかり行ってくださいね。
まとめ
猫の皮膚病の1つ「疥癬」は
ネコショウセンコウヒゼンダニが
寄生することで引き起こされます。
不衛生になりがちな外猫と接触すると
感染の確率が高まってしまいます。
愛猫の完全室内飼育を徹底し、
飼い主さんは外で猫と触れ合ったあとは
手洗いをしっかり行いましょう。
疥癬は人にうつることもあり、
特に高齢者は子供は免疫力が低いため
疥癬に感染しやすいので注意が必要。
感染が疑われる場合は皮膚科を受診し、
猫が疥癬に感染していることを告げた上で
適切な治療を受けてください。
疥癬の原因であるダニは
湿度が高くなる梅雨に繁殖しやすいので
空調を調整して発生を防ぎましょう。
疥癬は再発しやすく完治まで時間がかかります。
多頭飼いの場合は二次感染を避けるため
完治するまでは
疥癬の猫を完全に隔離しましょう。
猫の皮膚病予防でフードの切り替えを
検討する際はこちらの記事が
参考になりますよ。
⇒猫の皮膚病を予防するキャットフード!おすすめランキングTOP5
愛猫にぴったりな一品を選んであげましょう。
また毎日のサプリメント摂取で
体内の環境を整えて免疫力をつけ、
皮膚病にかかりにくい体を作っていくのも
おすすめです。
どれも人気なので
口コミも是非参考にしてみてください。
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