猫の食欲不振の原因とは!寿命の可能性もあるって本当?
猫と暮らす飼い主さんにとって
不安のタネが愛猫の食欲不振。
フードやおやつをモリモリ食べて
元気に過ごす姿を一刻も早く
取り戻してあげたいと願うものですよね。
猫が食欲不振に陥るのには、
病気はもちろんのこと
病気以外のさまざまな原因があり、
当然のことながら原因ごとに
対処すべきことも変わってきます。
適切なケアを怠ると症状を悪化させたり、
最悪の場合命を危険にさらすことにも
なりかねません。
愛猫の健康を守って
少しでも長く一緒に過ごすため、
食欲不振の原因と対処法について
正しい知識を蓄えましょう。
この記事に書いてること♪
猫が食欲不振!考えられる7つの原因とは?
猫が食欲不振に陥る原因として
考えられる7つの原因がこちらです。
- 鼻づまりによるもの
- ストレス
- キャットフードの切り替え
- 病気にかかっている
- 高齢
- 夏・冬の温度差
- 避妊手術後のストレスや薬の副作用
すぐに病院へ連れていくべきもの、
様子を見てよいもの、
なんらかのケアが必要なものなど
さまざまです。
次からの項目で
それぞれ詳しくお伝えするので、
愛猫の食欲不振に当てはまるものがないか
チェックしながら読んでみてくださいね。
1.鼻づまりによるもの
犬には負けてしまいますが
猫も優れた嗅覚を持った動物です。
匂いを嗅いで食べ物を識別しているため、
鼻がつまって匂いがわからなくなると
いつものフードやおやつを
食べ物と認識できなくなってしまいます。
- ドライフードをお湯でふやかす
- ウエットフードを温める
- 猫用ふりかけをかける
などして匂いを強くしてあげると
食べてくれる確率が上がるでしょう。
そしてそれと同時に
鼻づまりの原因を解消します。
- 猫風邪
- アレルギー
- 鼻の中のできもの
などが考えられるので、
病院へ連れていき適切な治療を
受けさせましょう。
2.ストレス
猫は自由気ままに見えて
デリケートで神経質なところがある動物なので
ストレスを感じると
食欲不振に陥ることがあります。
- キャットフードが気に入らない
- 飼い主とのコミュニケーション不足
- 環境の変化
など思い当たりませんか?
猫を取り巻く生活環境全てを見直し、
できるだけストレス要因を
解消してあげましょう。
猫の食欲不振の原因になる
ストレスについて詳しく知りたい方は
こちらの記事をどうぞ。
⇒猫が食欲不振になるのはストレスが原因?考えられる3つの理由を紹介
猫はデリケートな動物なので
ストレスを感じさせない生活環境を
整えてあげてくださいね。
3.キャットフードの切り替えによるもの
キャットフードを新しいものに
切り替えたときは猫が食欲不振に陥りがち。
これまで毎日食べていたフードを
ガラリと別のものに変えられたことで
猫はストレスを感じ、
食べられなくなってしまうのです。
新しいフードに切り替えて
猫が戸惑っている場合は、
少しずつ慣らしていく必要があります。
従来のフードに
新しいフードを少しずつ混ぜて与え、
1週間~10日程度を目安に
ゆっくり切り替えを行いましょう。
猫の食欲不振対策でフードの切り替えを
検討する際はこちらの記事が参考になりますよ。
⇒猫の食欲不振を改善するキャットフード!おすすめランキングTOP5
愛猫にぴったりな一品を選んであげましょう。
このほか猫の食欲不振対策については
こちらの記事がおすすめです。
5つの対処法を実践し、
愛猫の食欲を取り戻してあげましょう。
4.病気にかかっている
猫の食欲不振は
さまざまな病気のサインとして
出ている場合があります。
食欲不振から考えられる病気は
数多くありますが、
例えば食欲不振に嘔吐が伴うときは
- 猫パルボウイルス感染症
- 慢性腎不全
- 糖尿病
- 毛球症
- 寄生虫
食欲不振に
口をくちゃくちゃさせる症状を伴うときは
- 口内炎
- 歯周病
などが可能性として挙げられます。
「嘔吐」や「口をくちゃくちゃ」以外にも
- 下痢
- 血便
- 発熱
- 痒み
- 脱毛
など他の症状が伴う場合は
なんらかの異常や病気を抱えている可能性が
高いです。
愛猫の症状をよく観察し、
当てはまるものがあれば
すぐに病院で診察を受けさせましょう。
早期発見と早期治療が
早期回復につながります。
5.高齢
人間と同様に猫も年をとると
睡眠時間が増えて運動量が減り、
あまり食べなくなりがちです。
シニア猫用フードへの切り替えは
もちろんのこと、嗜好性を高めるために
ウェットフードを温めて与えるなど
工夫して食べさせてあげましょう。
自力で食べない・食べられないときは
強制給餌も必要です。
シニア期の猫が食欲不振の場合の対策を
詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
健康で長生きするため、
しっかりご飯を食べさせてあげたいですね。
6.夏・冬の温度差によるもの
夏の暑さや冬の寒さが原因で
猫は食欲不振に陥ることがあります。
室内を適正温度に調節してあげてください。
夏の場合は27~29℃、
冬の場合は23~25℃くらいが目安です。
夏は特に熱中症を気をつけてあげてください。
- 元気がなく口で呼吸している
- 発熱(40℃以上)している
- 目や口の周りの粘膜が充血している
- 足もとがふらついている
これらの症状がみられたらすぐに病院へ。
温度差が原因での食欲不振については
こちらの記事をご覧ください。
⇒猫の食欲不振は夏が原因!季節によるものだから様子見でいいの?
愛猫が熱中症を起こさないよう
ケアしてあげましょう。
7.避妊手術後のストレスや薬の副作用
猫の食欲不振は
避妊手術後のストレスや薬の副作用が
原因のこともあります。
- 慣れない環境によるストレス
- 傷口が痛む
- エリザベスカラーや手術服が気になる
- 抗生物質の副作用
こちらの猫ちゃんも
手術痕が痛くて鳴いているようです。
▼避妊手術後の痛みを訴える猫の動画
こういった場合の食欲不振は
1~2日程度は様子見で大丈夫です。
ただし3日以上続く場合は
病院でなんらかの処置を受けましょう。
避妊手術後に猫が食欲不振に陥る
原因について詳しく知りたい方は
こちらの記事をどうぞ。
手術は猫にとって大きな負担なので、
術後はいたわってあげたいですね。
猫も人間と同じで加齢とともに食欲不振になる
「高齢」の項目でもお伝えしましたが、
人間と同様に猫も年をとると
睡眠時間が増えて運動量が減り、
あまり食べなくなりがちです。
シニア猫用フードへの
切り替えはもちろんのこと、
嗜好性を高めるためにウェットフードを
温めて与えるなど
工夫して食べさせてあげましょう。
自力で食べない・食べられないときは
強制給餌も必要です。
また新鮮な水をいつでも飲めるように
用意してあげましょう。
まとめ
猫が食欲不振に陥る原因として考えられる
7つの原因はこちら。
- 鼻づまりによるもの
- ストレス
- キャットフードの切り替え
- 病気にかかっている
- 高齢
- 夏・冬の温度差
- 避妊手術後のストレスや薬の副作用
すぐに病院へ連れていくべきもの、
様子を見てよいもの、
なんらかのケアが必要なものなど
さまざまなので、
愛猫の様子をよく観察の上で
適切な対応をしてあげましょう。
また毎日のサプリメント摂取で
体内の環境を整えて免疫力をつけ、
食欲不振になりにくい体を作っていくのも
おすすめです。
⇒猫の食欲不振に効果的なサプリメント!人気ランキングTOP5
どれも人気なので
口コミも是非参考にしてみてください。
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